最新の植物の病気に関する情報



2014年7月に発生が予想される病気等

果樹関係

収穫に向かう樹種では、灰色かび病、黒星病など果実の被害が出やすいため、予防的な防除が必要と思われます。併せて、降雹・霰害を受けた園地ではできるだけ速やかな予後対策が必要となります。

花き関係

梅雨明け時期によっては、うどんこ病などが出やすくなります。

野菜関係

気温が高めに推移した場合、白絹病などが発生しやすくなります。また、害虫の食害痕が多い場合は、軟腐病を併発する可能性もあります。アブラムシ多発の場合はウイルス病に感染する可能性が高まります。

水稲関係

いもち病などの発生動向に注意して下さい。また冠水すると黄化萎縮病が発生しやすくなります。

その他

最高・最低気温とも高めの傾向が続いておりますので夜間含め、通風を十分確保して下さい。

直射日光に弱い植物には、急激な日射により葉焼けを避けるよう鉢物では、特に置き場所に十分注意して下さい。

プロ農家の方々では、農薬散布を行う時間帯に気を配って下さい。午後からの気温が下がってからの散布は、湿度を高め、病気の発生を助長する結果となりますので、天気を見計らい午前中に行っていただくのがよいと思います。


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This page was last updated: 29 June 2014

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